パネルヒーターは温水を使ってヒーターを暖めて、その熱を利用して部屋を暖める暖房器具です。代表的なものに床暖房システムがありますが、それ以外にもさまざまな種類の設備があります。
パネルヒーターは、安全性や快適性などで優れた特徴を持つ設備です。しかしメンテナンスができる業者がかなり限られています。
私たちにご相談いただければ、メンテナンスも承っておりますので、お客様の条件に応じて最適な設備をご提案、施工いたします。
パネルヒーターについて
パネルヒーターは、一般的な暖房器具のように火を使って周囲を暖めるわけではないので高い安全性を発揮します。また、輻射熱を利用するため空気が汚れたり、空気が乾燥したりすることもありません。
さらに、一部の設備は壁や天井、床に設備を露出することなく設置ができるため、壁や床を自由に利用することができます。
〇パネルヒーターのメリット
パネルヒーターを知るには「輻射熱」に注目しましょう!
「輻射熱」には、次のような特徴があります。
□ 機器自体が温まるまでの時間が、他の暖房器具よりも早くなる。
□ 熱そのものが伝わるため、ヒーターの近くからじんわり温まる。
□ 熱源があるうちは、暖まった空気が冷めにくい。
□ 熱源がなくなると、寒さを感じるのも早い。
また、パネルヒーターとしては以下のようなメリットがあります。
□ 熱風/温風を使わないため、空気が乾燥しにくい。
□ 熱風/温風を使わないため、ホコリが舞いにくい。
□ 火を使わないため、小さなお子さまやペットがいる場合も安心して使用できる。
安全かつ迅速に温められるという特徴がありますので、あらゆる環境で使用することができます。
〇パネルヒーターの種類
パネルヒーターには、様々な種類があり、床置型タイプ、縦型タイプといったものから、デザインパネル、ハイブリットタイプといった様々な種類があります。使用用途やデザイン性など、お客様の要望に合わせて選択することができますので、お困りの際はぜひご相談ください。
・床置型タイプ
床置型は、生活空間を考え、低い高さで設計されたパネルヒーターです。
設置箇所としては、大きい窓の周辺に設置することで、部屋全体を温めることができます。
・縦型タイプ
縦型は床置型と異なり、高さがあることが特徴です。そのため、窓と重ならない場所に設置されることが多いです。
縦に長いため、幅を抑えたサイズが人気で熱量も大きいため、設置場所が限られている空間にも簡単に設置することができます。
・デザインパネル
デザインパネルとは、看板としても使えるような薄型タイプや鏡と合体したタイプ、LED埋め込まれたタイプなど、デザイン性に優れたパネルヒーターのことを指します。また、理想の形があればオーダーメイドでも作成することも可能ですので、一度ご相談ください。
・ハイブリットタイプ
ハイブリットタイプとは、夏はバルブ一つで暖房配管と切り離しても使用でき、単体で電気パネルヒーターとしても活用できる優れもののヒーターです。詳しくは、お気軽にご相談ください。
〇効率的に使うポイント
パネルヒーターを効率的に使う方法として、6つのポイントがあります。
1.基本の室温設定は20℃に設定する
一般的には、室温は20℃が適温とされています。そのため、20℃で設定から調整することをおすすめします。
2.セントラルヒーティングは24時間連続運転がおすすめ
セントラルヒーティングとは、この装置から発生した温水や温風、蒸気などをパイプで循環させ、各部屋を温める暖房システムのこと。
室内全体を温めるには時間がかかりますので、24時間つけっぱなしにしている方が光熱費を考えたうえでもおすすめです。
3.パネルヒーターは窓の下に設置する
窓の下や窓の近くにパネルヒーターを置くことで、快適な空気が巡回しやすくなります。
また、結露防止としても役立ちますので、窓下に設置することをおすすめします。
4.パネルヒーターは常にキレイに
汚れやほこりが付着していると、熱が伝わりづらくなりますので、定期的に掃除することが大切です。
5.不必要なものは部屋に置かない
部屋にモノが多すぎると、遮るポイントが多くなり、その奥まで熱が伝わりにくい理由になります。そのため、不要なものは置かない方が素早く温まりやすくなります。
6.温度が伝わりやすい家具を使用する
木製・布・レザーといった素材を比べると、熱が残りやすいのは布の素材といったようにそれぞれ特徴があります。
温かい状態を維持したい方は、そういった点にも注意する必要があります。
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